ベイツ型擬態

したたかな心を育てましょう!!!



誰でもプロって・・・意味がわかりませんわ



どのような分野におきましても”自称プロ”のような方が増えてきていると感じますの。

これを私が感じましたのは数年前なのですが、最初にデザインの分野で感じました。

パソコンを使ってのデザインが多くなった頃ですわね。

ご自分のテクニックはなくともパソコンで簡単に出来てしまうこと、

これを何か勘違いなさって”デザイナー”とおっしゃっている方が増えたと私は感じました。

確かにセンスが良い方はいらっしゃいます。

しかし、そのセンスというものとプロというものは全く違うものです。

プロと言うのは、どの分野におきましても基礎や基本を学んでいる方です。

そして知識や経験を積まれてきた方です。

私は美術の分野はわかりませんが、それでも頭に浮かびますのは、

デッサン、構図、画角、色彩・・・。

様々なものを学んでいなければ紙の上に描く、デザインするということは出来ないのでは?

しかしパソコンというものにより、出来ているように見せる、感じてしまうのでは?


センスというものがありますが、これは違う問題ですわね。

”センスが良いから〇〇のプロ”にはなれないのですよ!

つまりはセンスもプロが使いこなせる一つのものではないでしょうか。

センスの良い(自分と合う)プロ、はいますが、

センスが良いからプロ、ということではないということ。


そうそう音楽の世界でも同じようなことを感じました。

友人のいるアマチュア合唱団のコンサートに聞きに伺いました。

この合唱団は非常に大勢の団員がいらっしゃる合唱団です。120人位はいらしたかしら。

合唱団のコンサートにソリストを迎えてのコンサートだったと思います。

コンサートは大変素晴らしく、人数も多いことから賑やかな打ち上げがあり、

私も参加させていただきました。

その時に驚いた場面に遭遇!!

合唱団員のある男性がソリストの方に大きな声で言っている内容に、私は唖然でしたの。

「パヴァロッティも元はパン屋だったんだ。歌手にはプロもアマもないよなーっ!!」と。

イイお年のおじさまが、こんなことを恥ずかし気もなくおっしゃっていたのを聞いて、

心の底から世も末だと思いましたわよ・・・。


このようなことは様々な世界であるかと思います。

お料理の世界、写真の世界、ダンスの世界・・・

各世界のプロの方々は嫌な思いをなさっていらっしゃる方が多いはずですわよ。

なんだかそのように感じますと、とても淋しくなりますわ。

人に敬意を払えなくなってしまっている、ということですもの。


プロとしての学びはしてこなかったけれど、センスの良い方はたくさんいらっしゃるでしょう。

ご自分でその部分(センス)に気がつかれたら、その時点から学べばよろしいではないですか!

その楽しさ、面白さがあるからこそ人間は年齢関係なく学べるのですもの!!


先日、動物研究家であられるパンク町田さん監修の本を読みましたの。

「触るな危険!毒のある生きもの 超百科(ポプラ社)」という本です。

これは子どもが読んで理解できるように書かれている図鑑のような本です。

動物のプロでいらっしゃいますパンク町田さん解説のわかりやすさは素晴しいのですが、

それに加え、ご経験からのコメントが読み手をワクワクさせるのです!

”はじめに”と”おわりに”のメッセージも心にスーーッと入ってきます。

これが”センス”ですわよね!!!

プロの方が使うセンスとは、余裕なのだと思います。


この本の中で様々な擬態があることを知りましたが、

その中でも”ベイツ型擬態”という擬態は

「毒を持つような強い生きもののように見せる(似せる)」そうです。


・・・人間世界にもベイツ型擬態。

うじゃうじゃしているわぁぁぁぁ~!!!



 
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